30代は仕事にも慣れてきて、かつまだ体力も有り余っている時期です。
しかし、「まだ若いから大丈夫」とダラダラ過ごしていると、あっという間に10年、20年と時が過ぎてしまいます。
40代、50代と年齢を重ねた際に30代を何となく過ごしたツケがまわり
「若い頃からもっと将来について考えておくべきだった…」
なんて悔やんでも、時間を戻すことはできません。
将来そういった事態に陥らないよう、「30代になった男性が今のうちにやっておくべきこと」を、まとめてみました。
今後の人生で後悔しないよう、できることから今すぐ取りかかっていきましょう。
1.仕事以外の趣味を見つける
人生をより充実させるには、仕事以外に熱中できる趣味を見つけておくことが大切です。
しっかり息抜きをすることで、より仕事にも熱が入り、成果を出しやすくなるでしょう。
また趣味を通じて、新しい人脈を作れるのもメリットの一つです。
人生100年時代といわれているため、定年後の生活も長くなっています。
歳をとっても周りの人と楽しめる、スポーツやゲーム、音楽といった趣味があると良いかもしれませんね。
2.健康に気をつける
暴飲暴食をしたり、不規則な生活を送ったりしていても、20代の頃は特に問題がなかったかもしれません。
しかし、30代も同じような生活を続けていると、40代を迎えて一気にガタがきてしまいますよ。
体の不調や痛みなんかがあると、仕事・趣味に集中できませんよね。
30代のうちから食事の栄養バランスに気をつけ、規則正しい生活を送るようにしてください。
健康を維持するには、ウォーキングのような適度な運動を習慣にすることも大事です。
見た目で老けこまないよう、スキンケアやボディケアなど美容にも意識を向けておきたいものです。
3.結婚・子育てについて決める
結婚を考えている方は、30代のなるべく早い段階から婚活を始めましょう。
女性側は「年齢の近い男性」を希望する傾向にあるようなので、40代以降の子供が欲しい男性にとっては、婚活が難しくなります。
また、現在すでに結婚してお子様がいらっしゃる方は、ご家族との時間を大切にすることも大事です。
「30代は仕事ばかりで、全然子どもに構ってあげられなかった…」と将来後悔するかもしれません。
子育ては一生に一度、今しかできませんよ
4.お金の使い方を見直す
病気で手術・入院が必要な場合や、失業した場合などには、まとまったお金が必要になりますよね。
また、お子様がいらっしゃる場合は、教育資金も考えなければなりません。
「どうせ貯金しても利息はつかないから…」
「あの世にはお金は持っていけないから…」
とお考えの方もいるかもしれません。
しかし、もしもの時に困らないよう、生活費の半年〜1年分は貯金でためておくことが推奨されています。
現在十分な貯金ができていないという方は、「無駄な保険に入っていないか」「家や車などで生活費を使いすぎていないか」といった、お金の使い方を一度見直してみてください。
30代のうちから管理がしっかりできていれば、今後の人生もお金で困ることがなくなるでしょう。
5.資産形成を始める
老後の資金のために、30代で資産形成を始めておくことがおすすめです。
30代は定年まで30年近くの期間があるため、複利を十分働かせます。
月に3万円の積立で、年利3%にて運用した場合を想定してみましょう。
なんと30年後には、17,480,000円にまで資産が増える計算になっています。
期間が長いため、月に積み立てる金額が少なくなる点も、30代から資産運用を始めるメリットになるでしょう。
40代、50代でも、もちろん始められますが、期間が短いためにリスクが高くなりやすいです。
30代から始められる資産運用としては、「積立投資」「株式投資」「不動産投資」などが挙げられます。
積立投資
積立投資の中でも、特に「つみたてNISA」や「iDeCo(イデコ)」が初心者の方におすすめです。
つみたてNISA、イデコ専用の口座を開設し、あとは金融商品を選んで資金を積み立てていく簡単な仕組みです。
月に100円から5000円と少額から始められますので、資産形成が初めてという方でも安心して始められるでしょう。
積立に使ったお金や、得られた収益が非課税になる点も嬉しいところです。
株式投資
株価が安いときに購入し、値が上がったタイミングで売ることで、その差が収益となります。
また、株式を持っていると、定期的な配当を得ることも可能です。
積立投資と比べてリスクはありますが、30代とまだ若いうちにはリカバリーをする期間が十分にあります。
株式投資を実践していくうえで、経済や世の中の時流をみる力を養えるのも大きなメリットでしょう。
不動産投資
30代は不動産投資を始めるのに適した時期といえます。
「めちゃくちゃお金がかかりそう」「建物の管理が難しそう」といった先入観から、不動産投資を避けている方は多いかもしれません。
しかし、30代は20代と比較して勤続年数も長くなっていますし、40代以降の方と比べると今後の働ける期間が長いためローンの審査が通りやすい傾向にあります。
ローンを組む際「団体信用保険(団信)」に入っておくと、もし名義人が死亡したり障害で働けなくなったりした場合も安心です。
保険会社からローンの残高相当の保険金が金融機関に支払われます。
また不動産投資は、外注で管理を委託しておけば、本業が忙しい30代の方でもあまり手間をかけずに副収入を得ることが可能です。
もちろん投資であるため、デメリットもあります。
安易に始めず、しっかり勉強してから始めることが大事です。
まとめ
男性が30代のうちにやるべきことをまとめると、以下のようになります。
・仕事以外の趣味を見つける
・健康管理に気をつける
・結婚・子育てについて決める
・お金の使い方を見直す
・資産形成を始める
30代の過ごし方で、今後の人生が決まるといっても過言ではありません。
歳をとってから後悔しないよう、仕事やプライベート、お金について一度しっかり検討してみましょう。
この記事を書いた人
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ライター歴5年
これまで1000記事以上を作成
自身も資産運用を実施中
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