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米国株や全世界株などのインデックス投資で老後資産形成はできますか?
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昔はできましたが、現在ではできません。
S&P500やVTI、VTなどをゴリ押しするメディアは多いです。資産形成を始めたての人は、メディアのせいでインデックス投資で資産形成が完璧だと思い込まされているのです。
彼らは過去の米国株のリターンの凄さを説明するばかりで暴落リスクを全く説明しきれていません。一番の問題なのは米国株の凄まじいリターンはここ30年のGAFA台頭の時代であることです。
人生100年時代と言われる現代においては、確実に老後資産形成になるような積み立てができる資産とは言い難いでしょう。
積立Nisaの非課税枠を使い切るという意味では投資信託は有用ではあります。以下の記事では、それをアメリカ覇権の歴史を交えながらご説明しています。
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人口が減っていく日本で不動産を購入するのは馬鹿だと思いませんか?
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思いません。
人口は確かに減少していきます。
しかし、ただ均一に減少していくわけではありません。都市部に集中していくのです。
インフラ維持が困難になって自治体が統合していくことによって、各地方の中心部に人が吸収されていくでしょう。確かに地方で不動産投資できる場所は、かなり局所的になるとは思います。
しかし、東京の人口は50年後、100年後でもある程度は保つことができると考えます。
東京の土地は世界中が投資をしています。特に昨今は円安ですので、外国人投資家からしたらバーゲンセール状態で非常に人気があると言えるでしょう。
東京の不動産はロンドンや香港、パリなどと違い、外国人投資家でも所有権を持てるため今後も不動産価格が上昇が期待できます。ただ、逆に言えば東京以外で不動産投資をすることは投機要素も大きく、当サイトの一つの目的である「老後資産形成」にはならない可能性があります。
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持ち家派ですか?賃貸派ですか?
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正直人によるとしかいいようがありません。
ただ、一つ言えるのは「ホントはみんな家がほしい」のです。
自分だけの家、買えるならほしい。
これが夢だと思います。ホントは買いたいけど、
「お金がない」
「将来が不安」
といった感情が働き、
「家がほしい」という欲望を一生懸命押し殺しているのが、賃貸派だと思います。「持ち家」は自分の人生のクオリティを考えて買うもので、投資や資産形成、コスパで買うものではありません。
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REITは現物不動産の代わりにはなりますか?
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なりません。
不動産をポートフォリオに組み入れたい。だからREITを購入しようと考える方は多いです。しかし、以下の理由でREITは明確に現物不動産に劣っているでしょう。
- 融資を引けない
- ほとんどの銘柄が商業テナント系(景気に左右されにくい住宅が少ない)
- 分配金が出るものがほとんどなので、複利効果が薄い。
- 「誰でも投資できるもの」が大きく儲かることはまずない。