アクティブファンドの代表例として有名なひふみ投信

テレビで紹介されたこともあり、その知名度から、投資信託の選択肢の1つになっています。

しかし、最近は以前よりリターンの伸びが落ち着いてきたことなどから、
終わった」、「評価 悪い」という声が聞こえています。

こういう言葉を見ると購入しない方がいいのでは、と思ってしまいますよね。

そこで今回はひふみ投信の今後の見通しについて徹底予想してみました!

この記事でわかること

  • ひふみ投信の基本情報
  • ひふみ投信の特徴
  • ひふみ投信の利回り
  • ひふみ投信の評価
  • ひふみ投信の今後の見通し
  • ひふみ投信の購入方法

ネットではひふみ投信の評価は悪いって出るけど本当なのかな?

ひふみ投信の基本情報

まずはひふみ投信の基本情報について紹介していきます!

ひふみ投信とはどんなファンドなのかを知っておきましょう。

ひふみ投信とは

ひふみ投信とは、レオス・キャピタルワークス株式会社が運営する投資信託。

運用のプロが投資判断をするアクティブファンドになります。

初心者の多くがイメージする投資信託の方法に近いですね。

レオス・キャピタルワークスのトップにいるのが、カリスマファンドマネージャーと呼ばれている藤野英人氏。

藤野氏はその功績から様々なメディアで取材を受けられています。

また、『投資家が「お金」よりも大切にしていること』などの書籍も出版されています。

資産形成について勉強するときに、一度は藤野氏の著書を見たことがあるのではないかと思います。

レオス・キャピタルワークスでは様々な商品を扱っていますが、

そのうちのひとつがひふみ投信になります。

ひふみ投信の投資対象・特色

ひふみ投信のコンセプトは「日本を根っこから元気にする」。

そのため、主に日本の成長企業に積極的に投資するスタイルになります。

2023年3月時点で公開している交付目論見書では、
日本の株式を83.72%所有していています。

やはり日本に住んでいる以上、日本企業を応援したいもの。

そんな想いを叶えてくれる商品ということですね!

ひふみ投信の組入銘柄の上位はこちらになります。

出典:https://hifumi.rheos.jp/fund/toushin/latest_report/

2022年10月31日時点では、主に情報・通信業の銘柄を保有しています。

ひふみプラスとの違いは?

似たような名前の商品に「ひふみプラス」があります。

国内成長企業を中心に投資しており、ひふみ投信とコンセプトは同じです。

それではひふみ投信と何が違うのでしょうか?

大きな違いは販売形態です。

ひふみ投信はレオス・キャピタルで直接販売されています。

一方、ひふみプラスは銀行や証券会社などで販売している商品です。

つまり購入方法が違うということですね!

その他の違いなどを下の表にまとめました。

手数料を気にしたくないと思う方は「ひふみ投信」を、

安く購入したい方は「ひふみプラス」を選ぶと良いでしょう。

現在のひふみ投信の利回りは?

現時点でのひふみ投信とTOPIXの利回りを比較してみます。

現在の運用実績を見ると、長期的に見れば高いことがわかります。

ただ、今後の状況によって利回りが変わることがあるので、

参考として見るといいでしょう。

ひふみ投信の評価は悪い?

ひふみ投信について検索すると、「終わった」、「ひどい」などといった

ネガティブなワードがあがってきます。

なぜこのようなワードが出てくるのでしょうか?

ひふみ投資の評判はなぜ悪いと言われるのか?

理由を探るために今までのひふみ投信の運用実績を見ていきましょう!

こちらはひふみ投信の基準価額推移になります。

ひふみ投信 基準価額推移より引用

2008年10月1日から設定され、最初は1口1万円で始まりました。

2013年頃から徐々に成績を伸ばしている様子がわかります。

そして大きな転機となったのは2017年

この年にテレビ「カンブリア宮殿」で紹介されたこともあり、
一気に注目されることになります。

結果、純総資産額が急激に増え、大量の資金が流入することに。
その影響で大型株への投資へ舵を切ることになったのです。

この方針転換により中小型株投資へ積極的に投資するという方針が崩れ
強みを活かしにくくなってしまいました。

また、新型コロナウィルスなどによる社会情勢の大きな変化で、

2018年以降の伸びが当初と比べると緩くなっています。

人気が上昇したことによって、強みが活かせなくなった、

ことが大きな理由と言っていいでしょう。

また、社会情勢の不安定化により安定的なバリュー株の評価が上がったのも、理由のひとつといえます。

ひふみ投信の今後の見通し

成績不振が続いているひふみ投信。

しかし、最近になって明るい見通しを持てる

プラスの情報が入ってきました!

藤野英人が運用責任者に復帰!

2023年1月から藤野英人氏が再び、
ひふみ投信の運用責任者に復帰されました。

復帰した理由は、成績を立て直すためとハッキリ答えています。

カリスマ力のある藤野氏が手綱を引くということで安心感が出てきますね。

また中小型株も狙いながら、リスクテイクして成長を図る大企業にも投資する、

という新しい策を示しています。

より視野が広がった方針になってますね!

また、後進の育成についてはこれまでの方針を180度変え、

藤野氏が持っているノウハウなどを全て教えると話しています。

前回は自分を超えてほしいという考えから、後進にあえて何も教えてこなかったと語っていました。

おそらくこの失敗から学んで考え方を変えたのでしょう。

やはりできる人というのは改善点をすぐに実行に移す早さが段違いです。

この姿勢は私たちも学ばないと、と思ってしまいますね。

そして藤野氏はひふみ投信の立て直しに1年もかからないと断言!

かなり自信を持った言い方をされています。

それほど根拠のある材料や策を持っているということだと思われます。

ひふみ投信の購入方法

ひふみ投信はレオス・キャピタルワークスの直営のため、

レオス・キャピタルワークスの取引口座を開設する必要があります。

また、WEBやスマホでの登録が手軽なのでおすすめです。

登録方法はこちらになります。

  1. 口座開設フォームへのご入力
  2. マイナンバー確認書類・本人確認書類・お顔をその場で撮影
  3. 最短で翌日、口座開設完了メールのお受け取り
  4. つみたて購入・NISA・つみたてNISAのお申込み

まとめ:現在は不調だが今後は伸びる可能性は大いにあり!

今回のまとめです。

記事のまとめ

  • ひふみ投信は国内の成長が見込める中小型株を積極的に投資
  • 成長株の選定眼が評価されていた
  • テレビなどで取り上げられたことで、強みを発揮できなくなった
  • 藤野英人氏が運用責任者に戻るなどの情報で、見通しがプラスになる可能性がある

ネット上では「終わった」などと言われていますが、

依然として高い人気を保っています

また、コロナ禍と比べて少しずつ経済状況が安定化しつつあります。

ひふみ投信の強みである成長企業が大きく伸びる可能性があるので、

今後の動向をしっかり見守る必要がありそうです。

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