2019年、R&Iファンド大賞において「投資信託/国内中小型株式」部門で優秀ファンド賞を受賞したことでも知られるSBI小型成長株ファンドジェイクール(愛称:Jcool)。

過去には大きな成長を見せながらも、買い付けが停止されたり大幅な下落があったり名前を聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?

今回はそんなSBI小型成長株ファンド ジェイクールの概要や評価、持っておくなら知っておきたい注意点などを解説していきたいと思います。

「ジェイクールってどんな株なの?」

「ジェイリバイブやジェイネクストと、どこがちがうの?」

「購入したけど、この先持ってて大丈夫?」

こんなお悩みを持っている方におすすめの記事です。

聞いたことはあるけどよく分からないです

SBI小型成長株ファンド ジェイクールの基本データ

基本的なデータはこちら。

買付手数料は無料ですが、信託報酬が以前より値上がりしてます。

運用会社SBIアセットマネジメント
信託期間無期限
買付手数料無料
信託報酬税抜き1.87%
信託財産留保額0.3%
投資対象国内株式(中小型)
分配金実績なし
買付単位口数のみ

これはアクティブファンドですね

SBI小型成長株ファンド ジェイクールの特徴

ジェイクール株は、エンゼルジャパンアセットマネジメントという会社が運用しています。

マザーファンド投資を通じ、中小型株式を主な投資対象にしています。

まずは、特に大きな特徴から3つ紹介します!

新規公開企業に厳選投資

一番の特徴は、3年以内の新規公開した企業に対し、積極的に投資をするということです。

いわば「第2の創業期」を成長の契機としてもっと成長を加速する起業家精神に溢れた「次代を拓く革命高成長企業」に投資をするということですね。

引用元:ジェイクール交付目論見書

徹底した調査

投資対象には、収益性、成長性、業績判断など徹底した調査、分析を行います。

加えて社長インタビューや、企業視察まで行っているのはなかなか珍しいのではないでしょうか?

企業の行き先は、社長の判断に委ねられるので、そこを把握できているのは、長い目で見て強みの一つかもしれませんね。

面談の結果も、偏りをなくすためチーム全員で共有し、合同協議するのも徹底してます。

そこまで徹底してるなんて知らなかった!

分散投資をしている

①革新的な高成長企業群の銘柄数を限定する「銘柄分散」

②一度に組み入れず、徐々に投資していく「時間分散」

1銘柄ごとの組み入れに制限を設ける。

など、さまざまな方向から、慎重な分散投資をしていきます。

次に、主な組み入れ銘柄と構成比率です。

どんな企業に投資しているのでしょう。

組み入れ銘柄と業種別構成比率

主な組み入れ銘柄はこのようになっています。

順位銘柄業種構成比
1システムサポート情報サービス3.80%
2I -ne日用、化粧品3.80%
3ギフトホールディングス外食サービス3.70%
4ボードルア情報サービス3.70%
5グローバルセキュリティエキスパート情報サービス3.50%

引用元:MINKABU(2023年3月31日基準)

やはり情報サービス系の企業が多くを占めてますね

過去のものと比べると情報サービス系がより増えてきた印象です。

唯一入っている外食サービスの「ギフトホールディングス」は「横浜家系ラーメン 町田商店」をはじめラーメンブランドを展開している企業です。

新型コロナウイルスの収束に向けてというところでしょうか。

組み入れ銘柄を調べてみると、いろいろ面白いのでおすすめですよ。

NISAとiDeCo

来年から新制度が始まるNISAや、iDeCoですが、残念ながら今のところ対象にはなってないようです。

NISAiDeCo
××

(2023年 現在)

残念です・・

兄弟ファンド ジェイリバイブやジェイネクストと比較してみる

ジェイリバイブやジェイネクストもジェイクールと同じ、エンジェルジャパンアセットマネジメント株式会社の運用調査チームが関わる兄弟ファンドですが、どのような違いがあるのでしょうか?

ジェイネクストジェイリバイブジェイクール
運用方針マザーファンドへの投資マザーファンドへの投資マザーファンドへの投資
投資対象困難や課題を乗り越え新たな成長局面に入る革新的な高成長企業50社堅実な成長と財務体質もありながら何らかの理由で株価が大幅に過小評価された企業50社新規公開3年以内の革新的な高成長企業50社
特徴個別直接面談、調査、分析(ボトムアップ調査)で総合的に判断する個別直接面談、調査、分析(ボトムアップ調査)で総合的に判断する個別直接面談、調査、分析(ボトムアップ調査)で総合的に判断する
投資方法銘柄分散
時間分散
組み入れ比率制限
銘柄分散
時間分散
組み入れ比率制限
銘柄分散
時間分散
組み入れ比率制限

このように投資対象のみ違いがあるようです。

どのくらいリスクを取れるかですね

SBI小型成長株ファンド ジェイクールの評価と今後の見通し

ジェイクール株のリスクとリターンをみてみましょう。

6ヶ月1年3年5年10年
リターン(年率)+26.46%+10.36%+10.26%−2.77%+13.06%
分類平均指数のリターン(年率)+16.93%+3.87%+14.58%+2.13%+11.99%
分配金累計0円0円0円0円0円
分配金受け取りベースのリターン(年率)+26.45%+10.36%+10.26%−2.77%+13.06%
リスク(年率)20.31%23.02%26.30%26.82%26.49%
分類平均指数のリスク(年率)14.67%15.54%16.71%18.53%17.05%
シャープレシオ(年率)1.030.540.500.030.59
分類平均指数のシャープレシオ(年率)0,740.340.900.210.75

引用元:https://www.nikkei.com/nkd/fund/performance/?fcode=8931105C

日本経済新聞(2023年3月末時点)

これだけでは何とも言えませんね。

続いて、最大下落率も見てみます。

計算期間6ヶ月
2008/5〜2008/10
1年
2007/11〜2008/10
3年
2006/4〜2009/3
5年
2006/1〜2010/12
10年
2006/2〜2016/1
下落率−41.97%−62.49%−79.32%−74.58%−30.87%

引用元:同上

これらを見ると、アクティブファンドらしいリスク高めの傾向があることがわかります。

SBI小型成長株ファンド ジェイクールの評価と保有するなら知っておきたい注意点

投資は生き物です。

特に中小型株のアクティブファンドはある程度の相場の変動は覚悟しておく必要があります。

自分にどれくらいの資金があって、どれくらいのリスクが取れるかを明確にし、中長期的な視点での投資が必要ですね。

常に勉強が必要ってことですね

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