通ると思っていた住宅ローン審査に落ちた!

住宅ローン審査に落ちたという事実。そこには、ちゃんと原因があります。

この記事を読む事で、あなたには3つのメリットがあります。

1つ目は、住宅ローンは、どんな項目がどの基準で審査されるのかが整理できる。

2つ目は、よくある住宅ローンに落ちる原因を知れる。

3つ目は、住宅ローン審査に落ちた原因に対する対策を講じる事が出来る点です。

この記事を読み終えたあなたは、「知らないままだとヤバかった」と思っているでしょう。

それでは、住宅ローン審査について一緒に学んでいきましょう!

住宅ローン審査に落ちた⁉住宅ローンの審査基準とは?

住宅ローン審査には、審査基準が用意されています。

住宅ローン審査に落ちた場合は、審査基準を確認し直して、対策を練る必要があります。

金融機関によって、審査には特徴があり様々です。

住宅ローン審査について学んでいきます!

まずは、審査項目と審査基準から、全体像を把握しましょう!

個人属性

まず、契約者の個人属性が評価されます。

個人属性の具体的な審査項目としては、過去の滞納歴、年齢、健康状態、年収や勤務先、勤続年数があります。

それでは、1項目ずつの審査基準を整理していきましょう。

1つ目の過去の滞納歴については、過去にカード等の支払いに遅延が無いかが見られます。

2つ目の年齢では、完済時の年齢が80歳以上ではないか。

3つ目の健康状態は、持病や健康不安等により、経済活動に支障をきたす可能性が高いか。

4つ目の年収や勤務先は、収入が安定しているのか、個人事業主ではないか。

5つ目の勤続年数では、在籍期間が1年以内ではないかが見られます。

物件の属性

購入物件の品質や、資産価値、耐震性が充分であるか。

物件が借地等の違法建築ではないか。が評価されます。

返済計画

収入に対する返済負担率に無理がないか、が審査されます。

ここは、個人属性の影響が大きいですね。

個人属性に合わせた無理のない返済計画を立てましょう!

住宅ローン審査に落ちた⁉よくある原因6選

住宅ローン審査に落ちた原因は、何だったのでしょうか。

ここでは、よくある住宅ローン審査に落ちた原因をまとめています。

人は失敗から学びます。住宅ローン審査に落ちた原因を押さえて、今後の対策に繋げましょう!

借入額が多すぎる

借入額が多すぎると住宅ローン審査に落ちる可能性が高くなってしまいます。

住宅ローン審査において、返済負担率は90%以上の金融機関で考慮されます。

返済負担率の目安は、各金融機関に確認しておき、余裕のある返済負担率で申し込むようにしましょう。

収入が不安定

フリーランス等の収入が不安定な場合も、住宅ローン審査に落ちやすくなります。

現在、個人で仕事を受注しやすくなり、安定した収入を得ているフリーランスは意外と多いです。

しかし、金融機関には、稼いでいるフリーランスより、普通の会社員の方が信用されるのです。

ここは、文句を言っても仕方がないので、そういうものだと思うしかありません。

勤続年数が短い

勤続年数が短い事も、住宅ローン審査に落ちる原因になります。

勤続年数が短いと、仕事を長く続けられない人と判断されてしまい、安定性を欠いてしまいます。

滞納歴がある

過去にクレジットカードや奨学金の返済に滞納歴があると住宅ローン審査では、かなり不利になります。

滞納歴があると、個人信用情報に「異動」の記載が付きます。

「異動」の記載がある場合、基本的には住宅ローン審査には通らないと思った方が良いでしょう。

高齢での返済

住宅ローン審査では、「借入時の年齢」や「完済時の年齢」はかなり重要項目です。

特に「完済時の年齢」は、81歳未満とされている事が多いです。

年齢は、簡単に確認できると思うので、必ず確認するようにしましょう。

健康状態が不良

住宅ローン審査では、健康状態も考慮されます。

住宅ローンの本審査には、団体信用生命保険加入診査があります。

多くの金融機関で、団体信用生命保険の加入が求められます。

そのため、健康状態が不良であると、加入が認められず、本審査に通りません。

住宅ローン審査に落ちた⁉対策6選

住宅ローン審査に落ちる、よくある原因が整理できた所で、「自分には住宅ローンは無理なのか…。」と思ったあなたでも大丈夫です!

先述の原因に対する対策をまとめました。

収入が不安定でも、健康状態に不安があっても、高齢であっても、対策次第で住宅ローンは組めます!

条件の譲歩は必要ですが、一考の余地は大いにあると思います。

あなたに合った対策で、住宅ローン審査をクリアしましょう!

頭金、購入物件の見直しをする

返済負担率を低減させるために、最も有効な手段は、頭金を多めに用意する事です。

頭金を多めに用意できると、金融機関に対して、余裕がある印象を与えることが出来るため、住宅ローン審査に有利に働きます。

それでも厳しい場合は、購入物件が身の丈に合っていないのかもしれません。

一度冷静になって、購入物件の条件面で妥協出来るポイントを再検討する事もおすすめです。

フラット35の利用を検討する

フラット35とは、全期間固定金利型の住宅ローンの事です。「フラット」は、固定金利の事を指しているのですね。

フラット35は、団体信用生命保険の加入が任意となっている等、申し込みやすいと言えます。

そのため、健康状態に不安を抱える場合や、フリーランス、高額の頭金を用意できない場合等には、強い味方となるでしょう。

勤続年数に制限のない銀行を利用する

勤続年数が短いと住宅ローン審査に落ちやすくなる事は、先述の通りです。

勤続年数が短いから住宅ローンは無理か…。と諦めかけているあなたに朗報です。

金融機関の中には、勤続年数に制限を設けていない所もあります!

具体例としては、SBI新生銀行住宅ローンやauじぶん銀行住宅ローン等です。

これらを利用する事で、勤続1年未満の場合でも、住宅ローン審査に申し込みやすくなりますね!

個人信用情報を確認する

過去に滞納歴がある場合は、個人信用情報を取り寄せ、個人信用情報に「異動」の記載がないか確認しましょう。

3種類の信用情報機関があり、それぞれ取り寄せ方法と手数料が異なります。

銀行系のJBAやカード系のCIC、消費者金融系のJICCで、手数料は500~1000円程度です。

親子リレーローンを利用する

ほとんどの住宅ローン審査において、完済時の年齢が81歳未満である必要があります。

そんな時に、検討したいのが親子リレーローンです。

親子リレーローンとは、親と子の二世代にわたって、リレー形式でローン返済を行う制度です。

親子が力を合わせて、ローン返済を行うので、どちらかに経済力があれば通りやすくなります。

逆に、子の住宅購入を支援したい場合にも使える制度なので、そういった場合も検討の余地がありそうですね。

ワイド団信を利用する

先述の通り、住宅ローンの本審査には、団体信用生命保険加入診査があり、健康状態に不安がある場合は、加入が難しくなります。

そこで、検討したいのがワイド団信です。

ワイド団信とは、通常の団体信用生命保険よりも引き受け条件が緩和された団体信用生命保険です。

例えば、糖尿病や高脂血症、精神疾患等により、通常の団体信用生命保険に加入できない場合でも、ワイド団信であれば加入できる場合があります。

しかし、当然通常よりも金利が上乗せされる点には注意が必要です。

まとめ

  • 住宅ローンの審査は、個人属性、物件の属性、返済計画から行われる。
  • 住宅ローン審査に落ちる原因は6つある。
  • 審査基準をクリアできなくても、利用できる制度がある。

住宅ローン審査に落ちてしまっても、諦めないで下さい!

条件的に不利なあなたでも、条件を変えれば、住宅ローン審査は通ります!

条件面の見直しや、他の金融機関、制度の活用等、様々な選択肢があります!

あなたの状況やライフプラン等を考慮し、冷静に判断しましょう!

夢のマイホームを手に入れるために、あなたに合った選択をしましょう!

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