不動産投資をする上で必要な住宅ローンですが、事前審査は通過したのに、本審査で落ちてしまう方が意外と多いようです。

「何がダメだったの?」

「今後どう改善していけば良いの?」

「審査に落ちないためにできることを知りたい!」

そんな方に向けて、auじぶん銀行住宅ローンの本審査に落ちてしまった理由と見直すべきポイントを記事にまとめました。

この記事の結論

1.auじぶん銀行住宅ローン審査で重要視されるポイントを知る。

2.審査で落ちてしまった後に見直すべきポイントが分かる。

どうして審査に通らなかったんだろう・・

住宅ローンの仕組み

住宅ローンは、不動産や住宅を購入、改築ために金融機関からお金を借りることです。

金融機関からの借金なので当然利息がかかります。

例えば、3000万円を金利3%で借りれば、3000万×0.03÷12で月々75,000円の利息がかかるわけです。

auじぶん銀行住宅ローンの特徴

auユーザーは金利がお得になる!

固定金利、変動金利とも、特にauユーザーにお得な金利になっています。

それぞれ現在の金利は以下のようになっています。

変動金利
(全期間引き下げプラン)
固定金利(10年)
(当初機関引き下げプラン)
au金利優遇割適用時年0.219%年0.895%
そうでない場合年0.319%年0.995%

手続きはネットで完結!

auじぶん銀行は、ネット銀行なので全ての手続きがネット上で完結できます。

STEP1          → STEP2              → STEP3
仮審査のお申込み  本審査のお申込み           ご契約手続き
借入条件を入力        書類の提出orアップロード       借入日など最終手続き

家で簡単に手続きできるのが便利!

住宅ローン審査で重要視されるポイントを知ろう。

住宅ローンの審査は、2段階あって事前審査(仮審査)と本審査に分かれます。

ネット銀行の場合は、事前審査はAIによって行われます。

さらに本審査では銀行による土地や建物の評価付け、警察データベースでの信用調査などより細かな審査がされていきます。

どちらの審査でも重要視されるポイントをいくつか解説していきますね。

年齢

一般的に申込時の年齢が18歳から20歳以上、60歳未満と言われています。

住宅ローンは、金額も大きく返済も長期に渡ります。

働いていて収入が安定している間は問題なく返済できますが、定年後は収入が減少し返済が難しくなることが予想されるためこの年齢になったのでしょう。

加えて完済時の年齢は満80歳未満。

この完済時の年齢は重要視されるようです。

健康状態

住宅ローンを組むときは、団信(団体信用生命保険)への加入が必須です。

団信とは契約者がの死亡や高度障害など、所定の状態で返済できない場合保険でローンの残債を返済する制度です。

団信の加入条件には、健康状態の告知義務があります。

持病によっては、加入ができないので住宅ローン自体組めなくなります。

ただフラット35など、ローンの種類によっては団信の加入が必須でないものもあります。

不安があれば、金融機関に相談してみましょう。

勤続年数

住宅ローンを長期に渡って返済するには、安定した収入があるかどうかが重要になります。

勤続年数が長いと収入が安定していると判断される場合が多く、逆に短いと審査に不利に働く場合が多いようです。

仮に、一時的に収入が増えたり、ボーナスが支給されたりしても安定性に欠けると見なされます。

また、転職を繰り返したり、転職してまもない場合も同様です。

会社員から、フリーランスへの転向や、起業など独立する場合も注意が必要です。

予定がある方は、収入が安定しているうちに住宅ローンを組む方が良いでしょう。

個人信用情報にキズがある

過去にクレジットカードローンで返済を延滞していると、住宅ローンの審査に通りにくくなります。

また、携帯電話の端末代を含む通話料の延滞や未払いも同様です。

延滞した場合、個人信用情報に記録が残り5〜10年は消えません。

不安のある方は、個人信用情報をチェックしてみるのも良いでしょう。

もしもキズがあった場合は、履歴が消えるまで待った方が無難です。

借入額が大きすぎる

年収に占める年間返済額の割合のことを「返済比率」と言います。

金融機関ごとに返済比率を設定していますが、年収の30〜35%くらいが多いようです。

年収800万円で240万といったかんじですね。

このように年収に対しての返済比率を超えて借入れをしようとすると、審査で弾かれる場合があります。

ご自身の返済比率を考えて、借入れ額を考えましょう。

物件の担保価値が低い

金融機関にもよりますが、住宅ローンの事前審査の段階では、物件や土地の担保評価までしないケースが多くあります。

しかし、本審査で銀行は担保物件を評価しそれを元に、金利設定など融資の条件を決めます。

担保物件の低い物件だと、金利が高くなったり、希望額を借りることができない場合があるので注意が必要です。

ところで、銀行はどのように建物の担保価値を決めるのでしょうか?

実は、価値を決めるのは建物ではなくて土地だと言われています。

その土地が、「借地かそうでないか」「建物を壊して新しく建物を建築できるかどうか」がポイントだそうです。

再建築が可能かどうかは、建築基準法も絡んでくる問題です。

事前審査の段階で購入したい土地の担保評価も依頼すると良いでしょう。

また建物も土地同様資産価値の低いものは審査に不利になる場合があります。一般的に以下のような建物は注意した方が良いでしょう。

都市計画区域外、市街化調整区域

中古の築古物件

旧耐震性基準の物件

再建築不可物件

借地権のついてる物件

事前審査と本審査の内容が異なる場合

事前審査と本審査で内容が異なる場合、虚偽申告となり審査が難しくなります。

年収や借入額など事前審査と変わりがないようにしましょう。

色々引っかかってたかも・・

【auじぶん銀行】本審査に落ちた4つの理由と見直すべきポイント

本審査で落とされるケースと改善方法をまとめてみました。

返済比率が審査基準を越えていたり、もしくはギリギリである!

→年収に対して、適切な返済比率を超えないようにしよう。

転職直後で勤続年数が短い。

→3年は続けよう。

(ただし、ヘッドハンティングなど理由によっては認められる場合もある)

物件価値以上の借入。

(頭金がない場合や、建物以外の諸費用も入れている)

→物件価値以内に借入額を抑えよう。

物件の担保価値低い。

→担保価値の高い物件を選ぼう。

もう一度見直して改善しよう!

まとめ

本審査に通らなかった方で、思い当たる点はなかったでしょうか?

見直すべきところを改善してみましょう!

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