日本一高いタワマン麻布台ヒルズレジデンスは分譲・賃貸・サービス何を取っても日本一だった

日本一高いビルとして建設途中の麻布台ヒルズ。

2023年中には完成予定とされ、大きな話題となっています。

タワーマンションと言えば、豪華な共用施設に万全のセキュリティ。一度は住むことに憧れる人も多いと思いますが、この麻布台ヒルズの豪勢さは日本のタワマンの中でも郡を抜いています。

一体どんな建物なのか?そして気になる物件価格は?

東京タワーと同じ高さ!?麻布台ヒルズとは?

麻布台ヒルズは、「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」の一環で、その一角に建てられるレジデンス＝高級マンションのことです。

最も高い建造物「アマンレジデンス東京」の高さは東京タワーと同じくらいの330m!

日本で1番高いビル「あべのハルカス」が300mなので、また新たに記録が更新されると話題になりました。

麻布台ヒルズの概要を以下にまとめました。

敷地内の構図は、A街区、B−1街区、B−2街区、C街区の4つに別れており、それぞれエリアによって特徴が異なります。

最寄り駅は、最寄駅は六本木一丁目駅と神谷町駅。徒歩5分で利用できる期待を裏切らない好立地。

さらに、麻布台ヒルズの各レジデンスは、地下鉄六本木一丁目駅・神谷駅と地下直通通路で結ばれています。

周辺施設には、東京タワーや六本木ヒルズをはじめイベント開催が豊富に行われるアークヒルズ、自然豊かな芝公園などがありバラエティーに飛んだ楽しみ方ができそうです。

4つのレジデンスの特徴

画像引用：森ビル

住居目的のレジデンスはA街区、B−1街区、B−2街区、Ｃ街区の4つに別れています。

建物それぞれに入っている施設や特徴の違いを詳しくご紹介します。

注目大!日本一のマンション!メインタワー【アマンレジデンス東京】

中でも注目を集めているのが「アマンレジデンス東京」と名付けられたメインタワー。

約90戸の住居が入るとされていて、330mにもおよぶ最上階ににも住居が入っています。

世界各国の料理を楽しめる飲食店舗や、オフィスワーカーをサポートするサービス店舗が開業予定。
「世界レベルの理想の住宅」をコンセプトとしているだけあって、国際的な会議にも使用できる大規模カンファレンス施設も常設。世界規模のユーザーを想定していることが伺えますね。

充実度が半端じゃない共用部!B−1棟【麻布台ヒルズレジデンスB】

B−1棟は「麻布台ヒルズレジデンスB」と呼ばれる、オフィスと住居を中心とした建物。

高さ270mの建造物で、970戸の住宅が入ります。

高さはメインタワーにはおよびませんが、東京を一望するには十分すぎる高さです。

東京都心部のタワマンに住めるだけでもありがたいのに、共用部ではパーティーラウンジやバーベキューテラスまで自由に使える充実ぶり。

住居部分の170戸は「サービスアパートメント」とされていて、海外から仕事に来る人が利用しやすい造りを想定してしているようです。

住みながらリゾート気分が味わえる!B−2棟【麻布台ヒルズレジデンスA】

B−2棟には「麻布台ヒルズレジデンスA」が建設されます。

麻布台ヒルズレジデンスAの特徴は、「住みながらにして常設されているホテルのサービスが受けられる」という点です。

コンセプトは「リゾートホテルに暮らすような住環境」。アマンの姉妹ブランドであるホテル「ジャヌ東京」では、サンスクリット語で「魂（Soul）」を表す「ジャヌ」という言葉の通り、かなり手厚いサービスを受けられるのは想像できるでしょう。

C街区は低階層レジデンス

C街区には8階建ての低階層レジデンスが建設されています。

他のレジデンスとは違って、高層階の造りではありませんが、地下鉄神谷町駅から最も近い位置にありアクセス面では抜群です。

驚愕のお値段【アマンレジデンス東京】の分譲価格

少し調べただけでも、麻布台ヒルズの凄さはこれでもかという程伝わってきましたが、最も気になるのは物件価格ではないでしょうか?

メインタワーであるアマンレジデンスは、日本一どころか世界レベルの超ハイクラス物件。

しかし、具体的な分譲価格は公表されていません。

ここで、一体いくら位になるのかを調べてみました。

値段だけでなく、アマンレジデンス東京の部屋の大きさや間取りは一切公表されていませんが、最上階はワンフロア一体を使った高級ペントハウスになると予想されています。

そうなると、平米数は1500平方メートルにおよぶ計算に。

現在、日本で最も高いとされているのは2021年に建設された「マーク表参道ONE」の一番高い部屋で67億6千万円。

販売パンフレットによると最上級クラスの物件価格は約６２７㎡で６７億６,０００万円台、平米単価約１,０７８万円、坪単価約３,５６５万円となっています。

アマンレジデンス東京の総工費や立地なども考えると、坪単価6千万円を超えるとされていて、分譲価格にすると300億円近くになると予想されています。

参考記事：デイリー新潮　1部屋280億円のうわさも！　超高級マンション・アマンレジデンス東京は一体誰が買う？

日本一の賃貸!【麻布台ヒルズレジデンス】の家賃は?

メインタワーではないと想像はできますが、他の2棟の麻布台ヒルズレジデンスのお値段も気になるところです。

実は、麻布台ヒルズレジデンスは賃貸物件が主となっています。

六本木ヒルズをはじめとしたブランドヒルズの多くが賃貸物件なのです。

家賃も大幅に日本一を更新してくれるのは固そうが、その正式な家賃も公表はされていません。

現在、日本で最も高いとされている賃貸物件とその家賃は以下の通りです。

上記の家賃でも腰を抜かすほど高いですが、麻布台ヒルズの総工費や立地、共用部分の充実度からすると500万円を超えることは間違いなさそうです。

超高級住居【アマンレジデンス東京】は一体誰が買うのか?

アマンレジデンスは、間取りや価格が一切公表されていませんが、敷地内にはインターナショナルスクールや外国人対応の高級スーパーが入るなど、外国人富裕層をターゲットとしているのが伺えます。

そんな中で、日本人として購入するのではないかと注目を集めているのが以下の3人です。

参考記事：最上階は300億円！　建設中の「アマンレジデンス東京」には誰が住む？　サイバーエージェント藤田社長は「見学に行った」

候補者①ソフトバンク会長　孫正義氏

まずは、「年収ランキング」など、お金持ちのランキングには必ず登場するソフトバンク会長兼代表取締役の孫正義氏。

2022年長者番付けでは、3位にランクインし有資産額は2兆7270億円!

取材の中で孫会長は購入に関する事実を否定していますが、この資産があれば購入を囁かれるのも無理はありませんね。

候補者②zozotown創設者　前澤友作氏

続いて、zozotownの創設者で前社長の前澤友作氏。

かなりの資産家であることは有名な話で、100億円掛けて宇宙旅行に行ったのも世間を驚かせました。

2022年時点での総資産は2432億円とされており、宇宙旅行同様に「アマンレジデンスの最上階、買っちゃわないかい?」というオファーであっさり住んでいそうな気もします。

候補者③サイバーエージェント社長　藤田晋氏

最有力候補であるのが、株式会社サイバーエージェントの代表取締役、藤田晋氏。

その資産額は2021年時点で、1944億円とされています。

何でもIT化されていく現代社会で、IT界を牽引していると言っても過言でもない藤田氏の今後の伸びしろは大きそうです。

そして、取材に対しても「見学に行った」と自分の目で確かめに行ったことを認めています。

見学時点で購入は見送ったそうですが、もしかすると日本一高い住居に住む男としてニュースになるかもしれませんね!

麻布台ヒルズが買えなくても‥虎ノ門周辺には良い物件がたくさん!

麻布台ヒルズのレジデンスは国際レベルで活躍している人が買うのか‥となんだか寂しい気持ちになったのは私だけでしょうか?

でも、いいんです!

麻布台ヒルズが買えなくても、周辺にはたくさん素敵な物件があるのですよ!

新築ではない!ホテルのサービスは利用できない!330mでもない!

だけど、駅から近い都心部。高級感ある高層階に万全のセキュリティ。

立地としては、麻布台ヒルズとそうそう変わらなく、「アマンブランドでない」というだけでお値段はかなり抑えられそうです。

【不動産投資で注目!】麻布台ヒルズ建設によって物件価格は上がり続ける!?

麻布台ヒルズ建設によって、多くの人が集まって来るのは間違いなさそうです。

そして、たくさんのオフィスが入ることから、麻布台ヒルズに通勤する人も少なからず増えるでしょう。

人が集まりやすい都心部で、より住みやすい街をめざして建設されている麻布台ヒルズ。

港区はさらに賑わった街となっていくことが予想されるため、周辺の物件においても価格は今後も右肩上がりであることが予想できます。

買うなら早い方が良いなと思うと同時に、虎ノ門周辺の物件を持っておいて損にはならないと思いませんか?