住宅を購入する際に、ほとんどの人が住宅ローンを申し込むと思います。

その中で楽天を利用しているからという理由などで、
楽天銀行の住宅ローンを選択肢に入れている方も多いでしょう。

一方で楽天銀行の住宅ローン審査に申し込んだものの、

事前審査で落ちてまったという声も聞こえています。

そこで、今回は楽天銀行の住宅ローン審査について、

・楽天銀行の住宅ローン審査は厳しいのか?

・どうすれば楽天銀行の審査に通ることができるようになるのか?

について解説していきます!

この記事でわかること

  • 楽天銀行の住宅ローンの事前審査は厳しいのか?
  • 楽天銀行の住宅ローンを利用するメリット・デメリット
  • 楽天銀行の住宅ローンの事前審査に落ちてしまう人の特徴
  • 事前審査を通過するために必要なこと



楽天銀行の住宅ローンの事前審査は厳しい?



楽天銀行の住宅ローンを申し込んだときに、
事前審査(仮審査)」と「本審査」の2つの審査を受けます。

基本的な住宅ローンの審査の流れと同じですね。

プラン毎に住宅ローンを利用できる人の条件が設定されています。

例えば「楽天銀行住宅ローン(金利選択型)」では、
以下のように記載されています。

  • 借入時の年齢が65歳6ヶ月未満で、完済時年齢が満75歳6ヶ月未満であること
  • 日本国籍を有している、または永住許可等を受けている外国人
  • 前年の年収(自営業だと申告所得 )が、申込人と連帯債務者との合算で4 0 0万円以上
  • 年間返済割合が30%~35%以下


一般的に住宅ローンの審査の際に求められる年収は最低で300万円前後。

「auじぶん銀行の住宅ローン」だと200万円以上が求められています。

その点を考えると、楽天銀行の住宅ローン審査はやや厳しいと言えるでしょう。

年収の基準が高めなんだ


また、より詳しい審査基準がさらにありますが、それについては公開されていません。

どの金融機関でも詳細な情報は公開されていないので、
他の審査基準もあることを念頭に入れるようにしましょう!

楽天銀行の住宅ローンのメリット

審査が厳しめに見える楽天銀行の住宅ローンですが、メリットも多くあります。

融資事務手数料が定額33万円

住宅ローンの契約をする際に、必ず融資事務手数料を支払う必要があります。

一般的には融資額×2.20%(税込)と設定している金融機関が多い一方で、

楽天銀行は定額33万円(税込)

定額なので、借入れ金額が多ければ多いほど得をすることができます。

また、借入額に変えると1500万円です。

住宅の購入を検討している方の場合、多くの方は借入額が1500万円を超えると思われます。

そのため、ほとんどの方が得することが考えていいですね!

全疾病特約付団信が無料でつく

金利選択型のプランに入った場合、50歳以下であれば、

「50%保障がん団信」に金利の上乗せなしで加入することができます。

また、それに加えて全疾病特約付団信が無料で付帯!

全疾病特約付団信とは、病気やケガによって働くことができず
返済が困難になった状態を保障する
ものです。

長い返済期間中に、 万が一のことがあると不安ですよね。

その不安を解消してくれる保障が無料でついているので、

安心して利用することができます。

また、借入者の年齢が51歳以上であっても、

全疾病特約付団信は無料でついています。

楽天銀行ユーザーだとお得な特典がもらえる

楽天銀行の口座を既に持っている場合、
住宅ローンの返済口座に指定すると、様々な特典を受け取れます。

  • 楽天市場などで使える楽天スーパーポイントが貯まりやすくなる
  • 楽天スーパーポイントを手数料に充てられる
  • ATMの入出金が月7回無料になる
  • ハッピープログラム会員のランクが2年間VIPになる




また、金利選択型のプランだと他の銀行口座より金利が0.3%低くなる、

フラット35だと融資事務手数料が安くなるといった特典があります。

楽天ユーザーであれば、一度利用を検討してみるといいかもしれません。

楽天銀行の住宅ローンのデメリット



一方でデメリットもいくつか存在しています。

オンライン相談が難しい場合がある

楽天銀行では、ZoomとSkypeを使ったオンライン相談を行っています。

平日でも夜10時まで行っているので、仕事でまとまった時間が取れない方にとって便利な制度です。

しかし、普段からこのような環境を利用しない方にとっては

相談するのが難しいと感じてしまうかもしれません。

ネット銀行だとオンライン相談が主流になっているため、

周りの詳しい方に使い方を聞くのがおすすめです!

他のネット銀行と比べると金利が高め

楽天銀行の金利は他のネット銀行と比べると、金利がやや高めになっています。

例えば、変動金利プランの下限金利で楽天銀行とイオン銀行を比較すると、

楽天銀行では年0.55%、イオン銀行では年0.38%となっています。

また楽天銀行は金利に幅があり、審査結果によって変動するため、

結果次第では1番高い金利を払う可能性もあります。

事前審査に落ちる人の3つの共通点

それでは事前審査に落ちた人によくある3つの共通点を見ていきましょう!

これらの点に自分が引っかかっていないかチェックしてみてください。

返済割合が基準を超えている

楽天銀行の住宅ローンを受ける条件として、

年間の返済割合が年収の30~35%以下と記載されていましたね。


返済割合が高いと支払能力に不安があると見なされ、

審査に落ちてしまう可能性が高まってしまいます。

また、返済割合が基準ギリギリだったとしても不安が残ります。

そのため、余裕を持った返済割合を設定するようにしましょう!

1つの対策ですが住宅ローンを組む際に頭金を入れると、
返済割合を低くすることが可能です。

一般的には購入価格の20%程度が目安とされています。

頭金も考慮にいれると良いでしょう。


信用情報に不安がある

楽天銀行に限らずカードローンの返済状況なども審査の基準に入れられています。

返済状況は過去にさかのぼって確認ができます。

現在の返済状況が良かったとしても、

過去の返済に滞りがあったりした場合、審査に影響が出るということも!

また、債務整理を経験したという情報も審査基準にされている場合があるので、

注意が必要です。

他にも借入者本人ではなく、家族の情報も基準に入っている可能性が高いです。

物件の担保価値が低い

購入するつもりの物件の価値も審査基準として重要です。

これは借入者が返済できなくなった場合に、

金融機関側で購入物件を売って返済されてない分のお金を回収できるからです。

特に築年数が低い物件だと担保としての価値が低くなってしまいます。

仮に審査に通ったとしても借りられるお金に影響がでることもあるので、

注意が必要になります。


審査に通りやすくするために、
購入予定の物件を違う物件に変えるというのも1つの手です。

まとめ:それでも通らない場合は他の住宅ローンに変えるのもアリ!



今回は楽天銀行の住宅ローンの事前審査を通るための情報をまとめました。

楽天銀行の住宅ローンは楽手銀行ユーザーにお得な特典があり、相談体制も充実しています。

しかし金利が低くないということもあり、優先して受けるべきという訳ではありません。



他のネット銀行に申し込んだら、問題なく審査を通過できることもあります。

楽天銀行以外の金融機関に変えるというのも有効な手段になるので、
検討してみるといいでしょう。

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