2022年12月5日

日本の菓子パン愛好家の間で激震が走りました。

なんと、長年愛され続けた山崎製パンの人気商品「薄皮シリーズ」が、

5個から4個に減るという公式発表がなされたからです。

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2212/06/news083.html

なぜこのような事態に陥ってしまったでしょうか、、、。

それには、「インフレ」という個人の力ではどうにもならない社会情勢が関係しています。

今回は、今後近い将来やってくる、、いや、もうすでにやってきている「インフレ社会」を

私たちが生き抜くためにどんなことをする必要があるのか?

について考えていきます。

迫りくるインフレの波に飲み込まれてしまわないよう

しっかり考えて、対策をしていきましょう!

「薄皮シリーズ」とは…

https://www.yamazakipan.co.jp/product/02/minipan.html

皆さんは山崎製パンの「薄皮シリーズ」を食べたことがあるでしょうか?

「薄皮シリーズ」とは、2001年に発売された「薄皮つぶあんぱん」をはじめ、

たっぷり詰まった中身と、手軽に食べきれるサイズ感で20年以上愛される大人気シリーズです。

現在では毎月新商品が登場し、年間約20種類以上もの味が楽しめる商品となっています。

そんな日本国民から愛される「薄皮シリーズ」ですが、

2023年1月出荷分から、内容量を5個から4個に変更するという発表がなされました。

衝撃の発表内容は以下の通りです。

山崎製パン株式会社(社長:飯島延浩)は、2023年1月1日出荷分から「薄皮シリーズ」
(全7品)の内容量変更を、2023年2月1日出荷分から「ランチパック」3品(ピーナッツ、
たまご、ツナマヨネーズ)の価格改定を実施いたします。

(中略)

1.薄皮シリーズ内容量変更
製品名                      内容量        変更日
薄皮シリーズ(全7品)           変更前  変更後
(薄皮つぶあんぱん、薄皮クリームパン等)  5個    4個    2023 年 1 月 1 日出荷分から

https://www.yamazakipan.co.jp/news/pdf/20221205.pdf

山崎製パンは、これらの内容量の変更の理由を、

「主要原料である小麦粉を中心とする原材料価格の高騰」に加えて、

「油脂類、糖類などの原材料価格の高騰やエネルギーコストの上昇が続」き、

企業努力による吸収の範囲を超えた大変厳しい」状況のためと述べています。

つまり、この国民的大人気シリーズの内容量変更には

「インフレ」が大きく影響

しているのです。

また、インフレの影響を受けたのは「薄皮パン」だけではありません。

皆さんは「カントリーマアム2040年問題」はご存知でしょうか?

実は、全世代に大人気の不二家の「カントリーマアム」のファミリーパックですが、

2005年から2014年にかけて

10枚も内容量が減少しているのです、、、!

このペースで内容量減ってしまうと、2040年には、現在中身が1枚になってしまうのではないか?

なんて冗談もささやかれてしまうほどの減少ペースです。

この他にも、ロッテのガーナチョコレートが小さくなっていたり、

世界的有名なファストフード店のマクドナルドが値上げをしたりと、

インフレは私たちの生活に大きく影響を与えているのです。

「インフレ」が詳しくわからない方のために、

ここからは「インフレとはどのような状態か?」を解説していきます。

そもそも、「インフレ」って何?

おそらく、皆さんも学生時代やニュースなどで一度は耳にしたことがあると思われる「インフレ」

実際に、「インフレ」とはどのような状態か説明できるでしょうか?

「インフレ」とは、「インフレーション(Inflation)」の略で、「物価があがること」を意味しています。

「物価があがる」と聞くと、嫌な印象を持つ人も多いのではないでしょうか?

かくいう私も、安いもの大好き人間で、安ければ安いほど嬉しいと感じてしまう貧乏症候群を持ち合わせているため、

「物価の上昇」などと聞くと震えが止まらなくなってしまいます、、、。

ただ、「インフレ」は必ずしも悪いもの、、、というわけでもなく、

「良いインフレ」も存在することをぜひ皆さんには知っていただきたいです。

「良いインフレ」とは、

景気拡大に伴うインフレ

のことです。それはどういうことかというと、

「物価(販売価格)の上昇」→「企業の売上・利益増加」→「労働者の賃金上昇」→「購入意欲上昇」

という景気拡大の良い循環に伴う「インフレ」です。

反対に、「悪いインフレ」とは、

物価が上昇しているにも関わらず、労働者の賃金が上がらず、買い控えが起こってしまい、

景気後退を引き起こしてしまう「インフレ」のことです。

じゃあ、現在のインフレはどちらのインフレなの?

と思う人も多いと思います。

そこで、ここからは、物価上昇率と賃金上昇率を比較し、

今の「インフレ」が「良いインフレ」か「悪いインフレ」かを見ていきましょう。

今の「インフレ」は「良い」?それとも「悪い」?

https://www.arabnews.jp/article/business/article_56702/

実は、現在アメリカをはじめとする米欧では、約40年振りとなる水準までの

「インフレ」が起こっているのです。

もちろん、日本も例外ではなく、総務省が発表した消費者物価指数は、生鮮食品を除く総合で、

2022年12月に前年の同じ月と比べて4.0%上昇

この上昇幅は、1981年12月以来、こちらも41年振りの水準となっています。

コアCPI上昇率が4%となるのは1981年12月以来、41年ぶりである。

https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=73669?site=nli (「ニッセイ基礎研究所」の調査より)

もし、これが良いインフレであるならば、、、

賃金も同等、いやそれ以上に上昇していなければいけないはずです。

厚生労働省の発表による日本の賃金上昇率を見てみると、

2022年度の名目賃金にあたる1人当たりの現金給与総額は月平均32万6157円と、

前年比で2.1%増となり、伸び率は1991年以来となる31年ぶりの大きさでした。

これだけ見ると、「良いインフレ」?と思うかもしれませんが、

厚生労働省が2023年2月7日発表した最新の「毎月勤労統計調査」によると、物価の影響を考慮した実質賃金は

前年比0.9%減

と3年振りに減少しており、必ずしも「良いインフレ」であるわけではないことが分かります。

日本で「インフレ」が起こると、「円」の価値が下がるため、円安になる可能性が高いです。

実際に、2022年10月には32年振りにもなる「1ドル=151円」の円安水準を記録しました。

「円安」になることは分かったけど、それって良いことなの?悪いことなの?

と思われる方のために、「円安」のメリットとデメリットをまとめていきます。

メリット

・「円」の価値が下がるため、日本の製品を海外へ売りやすくなる

 = 輸出企業の業績向上

・「円」が安いため、海外からの旅行客が日本に来やすくなる

 = 外国人旅行者の増加

上記2点より、日本の景気拡大につながる可能性がある。

デメリット

・「円」の価値が下がるため、外国の製品を購入するのにより多くの「円」が必要となる

 = 輸入品の価格上昇(エネルギー資源などの価格上昇による物価上昇)

・「円」が安いため、外国での「円」の価値が下がり、両替をするときにもらえる外国のお金が減る

 = 海外旅行における金額が上昇する可能性がある。

「円安」とは、

「円」の価値が下がる

こと。ここからわかるのは、「円」というお金の価値は変動するということです。

つまり、今の「円」の価値だと100円のものが、

「円安」が進んでいくと、もしかしたら、10倍の1,000円になる可能性があるのです。

お金の価値は一定ではありません。

だからこそ、「円」としてお金を持っているだけでは、本当の意味での貯蓄にはなっていないのです。

「インフレ」時代に備えるためには?

今後の「インフレ」時代に備えるためには、どのような対策が必要なのでしょうか?

それは、「円」だけで資産を持っておかないこと。

つまり、

「円」以外の資産を保有すること

が重要になってくるのです。

「円」以外の資産とはなんでしょうか?

具体的に3つ説明してきます。

1つ目は、「円」以外の「通貨」

「円安」になれば、「円」の価値が下がるが、反対に「円」以外の通貨の価値は上昇することが多いです。

つまり、「円」以外の「通貨」をもっていれば、その分その「通貨」の価値は上がっていくのです。

例えば「円」を「ドル」に変えて保有しておき、「円安」になった場面で「ドル」を「円」に変えれば、

「ドル」の価値が高いため、より多くの「円」が得られるという仕組みです。

2つ目は、「株式」

インフレの時には、企業活動が活発になることが多いため、株式の価値は上昇します。

つまり、「円安」になったとしても、「株式」自体の価値は上昇しているため、資産が減少することは少ないのです。

3つ目は、「貴金属」などの「貨幣価値の影響を受けにくいもの」

「貴金属」であれば、希少性が高く値下がりをする可能性がかなり低いため、価値が安定しています。

貨幣価値が下がったとしても、その影響を受けにくいため、資産が減少する可能性は低いでしょう。

4つ目は、インフレの影響をうけにくい資産である「不動産」

インフレになると通常は物価があがるため、現金の価値は低下します。

しかし、不動産投資は、入居者からの家賃で収入が得られ、家賃は消費者物価指数に伴って上昇していきます。

そのため、「不動産」はインフレに強い資産となりうるのです。

「円」として資産を保有するのは危険。

だからこそ、今からの資産形成が重要となってくるのです。

実際に、私も、2020年のコロナ禍に、一時期100円を割れるくらいの「円高」になったことから、

「円」の価値に疑問を覚え、外貨の積み立て貯蓄を始めました。

「円安」となった今では、

「円」だけで資産を保有していない安心感が私を「インフレ」や「円安」の恐怖から救ってくれています。

今後も「円」の価値はどうなっていくのか、

そして、日本の経済はどこに向かっていくのか、かなり不透明な時代になってきました、、、。

これからやってくる不安な世の中を生き抜くためにも、

資産形成を始めてみてはいかがでしょうか?

まとめ

  • 山崎製パンの「薄皮シリーズ」は、インフレの影響を受けて5個から4個に内容量が減少
  • 「インフレ」は「物価が上昇」すること。
  • 現在の日本は、賃金上昇率よりも物価上昇率の方が高く「良いインフレ」とは言えない
  • 「インフレ」による「円安」に備えるためには、今からの「資産形成」が重要

以上が、今回、私が皆さんに伝えたい内容です。

皆さんの中には、「資産形成」に対して少し抵抗がある方もいるかもしれません。

そんな方は、始めやすいものからで構いません

たとえば、私のように毎月一定額の円を外貨に替えて貯蓄する「外貨積み立て」など、

自分のライフプランに合った「資産形成」を選択することが最も重要です。

私は、皆さんが今後も幸せに生きていけることを私は切に願っています。

一緒にこの「インフレ」の荒波を乗り越えていきましょう!!!

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