礼金0円の神物件を見つけたけど、本当に大丈夫かな?
退去費用を高額請求されたりしないかな?
礼金が0円の物件だと、何かウラがあるんじゃなかって思いますよね。
礼金が0円ってことは、ハウスクリーニング代を高額請求されたり、事故物件だったりするのかも!?
よからぬことをいろいろ考えちゃいますよね。
今回は礼金が0円の理由を、引っ越しを3回経験した筆者が解説します。
この記事を読むと、こんなメリットがあります。
この記事のメリット
- 礼金が0円の理由がわかる
- 初期費用を安く抑えて、引っ越しができる
- 入居時、退去時のトラブルを防ぐことができる
初期費用を抑えて、時短家電を買いたい!
初期費用を抑えて、じぶんの大好きな家具を買いたい!
この記事を読めば初期費用を安く抑えて、理想の一人暮らしを始められます。
礼金が0円の理由を知らないと、あとあとトラブルになってしまいますので、
損をしたくない人は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
知らないとトラブルのもと!礼金が0円の理由2選
礼金が0円の理由はこちらです。
礼金が0円の理由
- 不人気物件であるため
- 空室期間が長いため
礼金0円!?ラッキー!すぐ契約しちゃおう!
と思ったあなた待ってください。
安い・無料のウラにはそれなりの理由があります。
この理由を知らないと、契約後に後悔してしまいますので、
必ず確認してくださいね。
それでは、順番に解説していきます。
不人気物件であるため
礼金を0円にすると、、
「お!ラッキー!初期費用が安く済むぞ!
と入居者の心理的ハードルを下げられます。
大家さんは、入居ハードルを下げることを狙っているのです。
だって礼金0円だと、約60,000~70,000円ほど浮くわけじゃないですか。
入居希望者は、1円でも初期費用を安くして契約を結びたいのが本音です。
しかし礼金0円のウラには、こんなデメリットがあるかもしれません。
- 駅から徒歩15分以上
- 線路や幹線道路が近いため騒音がうるさい
- 街灯が少なく、治安が悪い
- 8階以上の物件なのにエレベーターがない
礼金0円を言い換えると、、
初期費用を安くしないと、入居したくない物件とも言えます。
(すべてが欠陥物件というわけではありませんが)
礼金が0円の物件は不人気物件である可能性が高いので、内見の際には、
- 騒音状況
- 近隣の治安
- エレベーターの有無
- 築年数
物件の状態と周辺環境を必ずチェックしましょう。
空室期間が長いため
大家さんにとって、空室は損失です。
空室だと毎月収入は見込めないし、ハウスクリーニングなどコストがかかってしまいます。
大家さんは礼金を0円にしてでも、入居者に居住してほしいんですね。
(入居さえしてくれれば、毎月家賃収入が入ってきますからね。)
礼金を0円にすれば、入居者はオトク感を感じ入居する可能性が一気に上がります。
大家さんにとって、空室は損失であります。
礼金を0円にして、入居者をおびき寄せています。
礼金0円物件のメリット
礼金0円物件のメリット
初期費用が60,000円以上安くなる
礼金は家賃の1か月分が相場です。
家賃が60,000円の物件なら、礼金は60,000円となります。
もし礼金が0円だったら、家賃1か月分の家電を購入できることになります。
60,000円という金額は、冷蔵庫・電子レンジ・炊飯器は買えてしまう値段です。
礼金が浮いた分、じぶんの好きな家電や家具を購入できます。
少し奮発して、ドラム式洗濯機を購入するのもおすすめです。
ドラム式洗濯機を買えば、洗濯物を干す時間がなくなります。
その分、自分の趣味や勉強に時間を使えますよ。
私自身もドラム式洗濯機を購入しました。
梅雨の時期でも、洗濯でき、ふっくらしたタオルが使えます。
なんといっても、洗濯物を寒い冬の時期にやらなくて済むのが、本当にラクです。
浮いた時間で、副業したり、大好きな趣味に時間を使えるので、
幸福度はめちゃくちゃ高いですよ。
礼金の分のお金を時短家電に充てて、理想の部屋づくりに集中できるのが礼金0円のメリットです。
礼金0円物件のデメリット4選
礼金が0円の物件は以下のデメリットがあります。
礼金0円物件のデメリット
- 退去費用が高くなる可能性
- 家賃が相場より高い可能性
- 不人気物件である可能性
- 短期違約金がある可能性
礼金0円の物件のウラには、大家さんが隠したいデメリットがあることが多いです。
入居する前に、重要事項説明書や特約事項をきちんと不動産会社に確認しましょう。
契約する前に、正しい知識をつけて、不動産会社に確認する。
そうすることが、損しないお部屋選びにつながります。
退去費用が高くなる可能性
礼金が0円の物件は、敷金も0円であることがよくあります。
敷金は、借主が物件に損失を与えてしまった際の担保金となります。
(不注意で床に穴をあけてしまった場合、退去時に敷金から修繕費を差し引かれます。)
敷金がないと、高額な退去費用を請求される恐れがあります。
退去時にトラブルにならないようにするためにも、
不動産会社に、退去費用の説明をきちんとしてもらいましょう。
家賃が相場より高い可能性
礼金が0円の物件は、家賃が相場より高く設定されていることが多いです。
礼金はだいたい家賃の1~2か月分とされています。
例えば、家賃60,000円の物件なら、契約する際に60,000円払うイメージです。
では、礼金を0円にして、相場60,000円の物件を70,000円で契約したとしましょう。
10,000円×12=120,000円
1年で120,000円の利益を生み出しています。
礼金であれば、60,000円であるところを、倍の120,000円得していることになります。
礼金を支払わなっかった分、入居者が損しているのです。
礼金が0円の物件があったら、ほかの不動産会社で家賃の見積もりをとることが大切です。
家賃の相場を知ることが、損をしないコツです。
不人気物件の可能性
礼金0円≒不人気物件
の可能性があります。
大家さんにとって空室は損失です。
「空室になるくらいなら、礼金を0円にして入居者を募集したい」
というのが本音です。
礼金が0円の物件は、空室期間が長く、入居希望者から避けられてきた可能性があります。
契約する際は、空室期間がどのくらいだったのか確認しましょう。
短期違約金がある可能性
礼金が0円である分、入居のハードルは下がります。
初期費用も安いため、簡単に引っ越しできてしまいます。
そこで大家さんは特約事項で短期違約金を設定する場合があります。
例えば、1年以内に退去で、違約金60,000円支払う。
といった内容です。
礼金が0円の物件は、短期的違約金がある場合がチラホラありますので、
契約書をよく確認しておきましょう。
礼金0円物件の理由まとめ
礼金が0円の理由
- 空室期間が長いため(礼金を0円にして入居のハードルを下げる)
- 不人気物件であるため(礼金を0円にしてでも、入居してほしい)
礼金が0円である理由の裏には、落し穴があります。
- 騒音がうるさい住環境だったり
- こっそり短期違約金が設定されていたり
- 治安が悪い地域だったり
礼金が0円の物件には、
- きちんと物件に足を運ぶこと
- 契約書を隅々まで確認すること
が大切なんですね。
もしあなたが礼金以外にも、
初期費用を少しでも安く、賃貸借契約を結びたい!
という意思があるならば、次の記事がおすすめです。
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礼金問題をクリアしたら、仲介手数料の削減と審査通過を目指しましょう。
賃貸借契約は情報を知っているか否かで、初期費用に大きな差が出てしまいます。
筆者自身も、不動産会社に見積もりを依頼したら、
家賃の1.5倍の仲介手数料を請求されました。
1.5か月分の請求は、実は違法行為であったりします。
知らないと50,000円以上損する仲介手数料の情報を上記記事でまとめているので、
仲介手数料でぼったくりされたくない人は、ぜひ読んでくださいね。
正しい知識を身につけて、オトクにお部屋探しをしちゃいましょう。
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